エントレペドラシュ ピコ ヴェルデーリョ2023

エントレ・ペドラシュについて
ワイナリー名”Entre Pedras”は、ポルトガル語で「石と石の間」を意味し、ラベルのデザインは、ピコ島のブドウ畑の景観を形成する石垣をモチーフにしている。この島にルーツを持つカナダ出身のアンドレ・リベイロと、本土からピコ島へとやってきたリカルド・ピントの若き2人組がプロジェクトを起こした。初リリース2019年産の、設立して間もないワイナリーである。アンドレの父は、ポルトガルの独裁政権時代にカナダへ移住した。だからアンドレはカナダ生まれだが、自身のルーツがあるピコ島への想いが強く、島最大のワイナリーであるアソーレス・ワイン・カンパニーで働き始めた。やがて自力でワインを造りたい願望が高まり、2017年に父ともに、アリント・ドシュ・アソーレスとヴェルデーリョという2種類のブドウ樹を植えた。ポルトガル本土のアレンテージョにある醸造学校で本格的に栽培と醸造を学び、2019年にピコ島に戻る。同じ醸造学校で知り合った親友が、現ビジネスパートナーのリカルド・ピントで、2020年に島にやってきた。二人は自社畑2.5haの他に、島の栽培家たちと親交を深める中で譲られた貴重な古樹の収穫も使い、ピコ島が秘める偉大な可能性を追究したワインを、世界中の人々に味わってもらうことを目指している。

 

2017年に植えた自社畑のベルデーリョ。ピコ島のヴェルデーリョはマデ

イラ島のヴェルデーリョと同じものと考えられている。アリント・ドシュ・アソーレス以外の品種にも可能性を感じた2人が2017年に植えた若木のキュヴェ。特筆して伸びやかで、果皮成分も多いのか舌の上のグリップを感じる。
 

 

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